Jan.2020

酒と食い物をしこたま抱え、向かったのは手つかずの自然が残る宮崎県大崩山。

Monthly

2019.12.20

editHiromi Ishikawa

Run community

OHORI PARK 100 2/3

以下、写真提供:YOYOGI PARK 100

「YOYOGI PARK 100」ができるまで。

今回このスタイルを僕らに教えてくれた神さんから、YOYOGI PARK 100ができるまでの経緯などについて寄稿いただいたので紹介します。

「YOYOGI PARK 100」ルール

・17時ゴール
・代々木公園クロスカントリーコース(3km弱/周)を周回
・スタート地点のベンチを私設エイドとして利用
・各自必要な水や食料を持参(貴重品は携行、園内に自販・売店あり)
・距離は100mileでも100kmでも10.0kmでも100mでもOK。
・何時から参加しても、途中休憩して再度参戦しても、何時に撤収しても自由

・もちろん、ペースも自由
・原則、走り続けること(徒歩やパワーウォークはNG)
・雨天決行。荒天中止

ルールでこだわったのは2つ。
1つは、集合時間をあえて設けないこと。参加のハードルを下げるためでもありますが、自ら設定した距離を漫然と走るわけではなく、「17時ゴールで100km完走するためには、何時にスタートしようか……」といったペース配分とタイムコントロールの練習になると思ったからです。
もう1つは走り続けること。YOYOGI PARK 100のコースは山と比べれば限りなくフラットです。したがって別の方法で負荷をかけることを考えました。あくまでも自主性に任せているのでチェックはしませんけどね。

「YOYOGI PARK 100」実施に向けての妄想期間

「主催者は仲間、参加者も仲間」的な考え方が草レースや草100マイルが方々から聞こえるようになって、「自分ならどこでやるかな~」とかねてから妄想していました。
実現するにあたり、最初に考えたのはエイド問題。仲間にサポートしてもらわずに、セルフコントロールできる環境をイメージしていたので、コースはループに絞りました。
次にフィールドですが、トレランをやっていない人でも気軽に参加できる交通の便が良いところで、かつ「マジ? 嘘でしょ??」と話のネタになるような場所を考えていました。ループできる都内の代表的なコースと言えば、皇居(5km/周)です。ただし、さすがに皇居周辺で勝手にエイドを設置したら、深夜であれば不審物扱いされ、警察が出動して事情聴取……なんてことも起こりうる。それを考えると、公園ならトイレもある。水場もある。売店も期待できるので安心。さらには走り慣れている代々木公園であれば、クロカンコースもあるし、駅からも至近だし、知名度も申し分ない。ということで代々木公園に決定しました。

第1回「YOYOGI PARK 100」

2018年4月1日(日)に1回目の「YOYOGI PARK 100」を実施しました。その時の目標距離は100km。仮にチャレンジ失敗してもエイプリルフールだし~と軽い気持ちで始めました。結果100kmを通して走ったのは私だけでしたが、仲間が立ち替わり入れ替わりで代々木公園に足を運んでくれて、並走してもらったので元気をもらいました。ただ、1点だけ予期せぬことが……。4月1日の代々木公園は桜が満開だったのです。最初は桜を愛でながら100km走れることをポジティブに捉えていましたが、周回するたびにブルーシートの海がどんどん広がり、昼前からアルコール臭が春風に乗って鼻孔をくすぐってきます。来園者はどんどん増え続け、酔客がゾンビ化した頃、園内の公衆トイレが大渋滞。我慢できない男子は木陰で用を足すことがフツーになり、茂みに駆け込む女子もチラホラ。一見バードウォッチングを楽しんでいるのかな?□と思われる怪しげなカメラマン(小用専門の盗撮兄さんでした)の後に、制服を着た警備員が現われるなど、もはや無法状態……。今思うと、代々木公園を周回して100km目指して走る私も、彼らからすれば不審者に映ったと思います。

第2回「YOYOGI PARK 100」

「YOYOGI PARK 50」を5月と7月に実施して、次回の「YOYOGI PARK 100」を秋(2018年11月4日)に開催することにしました。8月にシアトル郊外のイーストンで開催される‘Cascade Crest’で、自身初めて100マイルを完走できたので、忘れないうちに100マイルの感覚を体に覚えこませたいと思い、「YOYOGI PARK 100」では100マイルを走ることに決めました。
17時のゴールから逆算してサブ19を目指し、前日の22時スタート。最初は体が重く先が思いやられましたが、テッペンを過ぎたあたりからペースが安定し、朝方までイイ感じで距離を踏めました。その後、三々五々仲間が代々木公園に集まってきて、結果的に多くの仲間に入れ代わり立ち代わり並走してもらいながら走ることができました。タイムは、ほぼ狙い通りの約18時間50分でゴール。同時に人生初の100kmを代々木公園で達成した仲間も2名いたので、これはサイコーにうれしかったです。後日ささやかながらお祝いさせてもらいました。
この日に向けて、Tシャツも用意しました。「YOYOGI PARK 100」そのものを胸にドーンと入れたいという想いが先にありました。フォントはジョンレノンが着ていた「New York City」と同じもの。あと「え? YOYOGI PARK 100って何??」と聞いてほしい気持ちもあって、普段から着られるTシャツとして、ボディをCAMBERにしました。ポケット上にロゴをプリントするなど細部にもこだわりました。

終了時間を夕方5時ということだけ決めて、大濠公園をひたすらグルグル走る、合同自主練「OHORI PARK 100」というイベントをやりました。スタート時間はそれぞれ何kmを何時間で走るかで設定。僕は100km・12時間を目標に5時から走りました。60kmまで順調に行くも、だんだんと疲労により失速。結果は85kmと、またもやウルトラランナーにはなれませんでした。

7trails(セブントレイルズ)
タイトルとURLをコピーしました