Jan.2020

酒と食い物をしこたま抱え、向かったのは手つかずの自然が残る宮崎県大崩山。

Monthly

2020.1.14

editHiromi Ishikawa

Run trip

宮崎県大崩山

俺たちの「権七小屋谷」。 1/3

Run tripと言いながら、今回はまったく走っていない(笑)。
完全にハイクだ。
しかし、こうやってゆっくり歩いてみると、山を走っている時には気がつかなかった、いろんなものが見えてくる。
岩のそばで咲く可憐な花。
糸のような足でさわさわと歩くクモ。
虫の死骸を運ぶアリたち。

顔に当たる風の向きや、日差しの変化も感じる。
冷たくなったり暖かくなったり。
耳をすませば、鳴き方の異なる何種類もの鳥の声。
とても心地良い。

こんな山の表情、ランだったらきっと見落としていただろう。
うん、山は歩くに限る(笑)。

訪れたのは「九州最後の秘境」と呼ばれる、宮崎県延岡市の大崩山(おおくえやま)。
よく行っている九重とは違い、かなり険しい山で、地図を片手に歩いていても何度も道に迷う。
人の手がほとんど加わっていない、ありのままの自然は美しいが、人を寄せ付けない壁のようでもある。
心して入らないと、跳ね返されてしまいそうだ。
ここに比べると、いつもの山はまだまだ里山レベルかもしれない。

2019年9月14日(金)福岡から大崩山へ。

たまにはハイクでもしようと、ランナー仲間の黒さんと大崩山に行くことにした。
見応えのある素晴らしい山だが、険しい箇所がいくつもあるので、一人ではちょっと心細くて勇気がいる。
誰かと一緒に行ける機会をうかがっていたのだ。

時間的な余裕を持って早朝から登りたいので、前日の夕方から出発。
黒さんと久留米駅で落ち合い、久留米名物「丸星ラーメン」で晩飯にした。
はじめて来たのだが、雰囲気のあるラーメン屋さんだ。それに安くてうまい!
さぁ、大崩山まで片道4時間近いドライブ。長い道のりだ。
九州自動車道をひたすら下って、宮崎へ。
祝子(ほうり)ダムに着いた頃には、夜の10時を回っていた。
林道で鹿は出るわ、イノシシは出るわで、危うく轢きそうに。
ほんと間一髪だった。ここは気をつけた方がいい。スピードが出ていたら避けきれないと思う。

途中のコンビニでビールとつまみを購入。
12時過ぎまで、月を眺めながら飲んだ。
こういう時はなぜか、しょうもない話でもおかしく笑える。
非日常の場所に来ると、なんてことない物事もグレードアップするようだ。
周囲には、僕らと同じように明け方から登るつもりであろう登山者の車が何台も停まっていた。
テントを張ろうかと考えたが、小雨のため車中泊にした。

終了時間を夕方5時ということだけ決めて、大濠公園をひたすらグルグル走る、合同自主練「OHORI PARK 100」というイベントをやりました。スタート時間はそれぞれ何kmを何時間で走るかで設定。僕は100km・12時間を目標に5時から走りました。60kmまで順調に行くも、だんだんと疲労により失速。結果は85kmと、またもやウルトラランナーにはなれませんでした。

7trails(セブントレイルズ)
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